チンパン備忘録

気まぐれでいろんなことを書きます。エアプだから勘弁して。

ウマ娘から競馬に沼ったオタクのワイ、今年後半のG1レースを振り返る

 

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どうも、宇治松です。

 

ええ、タイトル通りです。ウマ娘に沼ってから、競馬に沼ってしまった。

 

我ながらギャンブルには絶対ハマらない自信があったのですが、いつの間にかギャンブルの沼の奥深くにいる。コワイ。

 

最近のツイート見てる方なら分かると思うのですが、めちゃくちゃやっている。特に地方競馬を、中央は時々やっている。

 

さて、このままだとギャンブルだけの話に傾倒しそうなので、ここは話を変えて今年印象に残ったレースを書いていこうと思う。

と言っても私が見たのは今年後半のレースばかりなのでそこだけご容赦を。

 

 

秋華賞

↑是非見てね!

 

会社都合で栃木に飛ばされ、思いたったのが「東京近いし東京競馬場行こうぜ!」だった。

ちなみに秋華賞阪神競馬場で開催なのでライブビューイングでの観戦となる。

だが、現地でなくてもその熱さは、感動は、伝わった。

ところで、今年のG1で一番強い競馬をした馬は、と聞かれたら私は「スターズオンアース」と答えるだろう。

 

「スターズオンアース」

桜花賞オークスの冠を戴き、そして三冠目の秋華賞を戴きに来たその牝馬

秋華賞では5枠9番。実力は十分、コンディションも申し分無かった。

 

しかしスタート後、不運にも躓いてしまい出遅れ、最後方からの出だしとなってしまう。

 

競馬において出遅れはかなり致命的なアクシデントだが、ことG1レースにおいてはその重大さは計り知れない。出遅れただけで入着は絶望的になるまである。

 

そんなスターズオンアースは四コーナー回る前までずっと最後方。

馬券内はおろか掲示板にすら入るのは絶望的な位置であった。

 

 

 

しかし、そこから私はこのスターズオンアースという馬の真の強さ、そして鞍上のルメール騎手の手腕に驚かざるを得なくなる。

 

なんとスターズオンアース、あろう事か馬群の真ん中を縫うようにして前に上がってきたのである。

 

普通、前の馬をかわして前に出る時は、外に馬を回すのが普通である。

というか外に回さないと前が塞がれていて上がれないからだ。

 

そこをスターズオンアースは馬群の真ん中からスっと出てきたのである。

 

ひとえに馬だけの実力ではなく、鞍上のルメール騎手の手腕もあっただろう。

出遅れても決して焦らず後ろに着け、前に出るタイミングを伺い続ける。

そしてその手腕に応えたスターズオンアースも素晴らしいの一言だろう。

 

ラスト400メートル、馬群を華麗に駆け抜け、先頭争いにまで参加し、見事3着まで持ってきたその競馬はまさしく、

「負けて強し」

と言わしめる競馬であった。

 

 

 

天皇賞・秋

 

今年のG1で最も面白いレースは何か、と言ったら必ず候補に上がるだろう天皇賞・秋

 

なんと言っても近年のG1では珍しい大逃げが仕掛けられたレースだからだ。

 

大逃げを仕掛けたのは「パンサラッサ」

この時私は東京競馬場の抽選に外れて、浦和のWINSに来ていたのだが、その中継でレース中盤辺りのパンサラッサと後続の馬群との圧倒的な差の映像、

そして実況の「パンサラッサ、大逃げ!」

 

会場にはどよめきと熱狂の渦が巻起ころうとしていた。

 

 

ところで、このパンサラッサにある名馬を重ねた人もいるのではないか、

そう、「サイレンススズカ」である。

 

サイレンススズカも大逃げを得意とする馬であり、特に鞍上が武豊に変わったバレンタインS以降6つのレースを大逃げで走り、誰にも先頭の景色は譲らなかった。

 

しかしこの1998年の天皇賞・秋、悲劇は起こってしまった。レース中に左手根骨粉砕骨折を発症、そのまま予後不良として安楽死したのだ。

 

数多の人の夢を乗せた大逃げで天皇賞・秋を制す、という夢が怪我という形で崩れ去ってしまったのだった。

 

 

それから24年後、天皇賞・秋という大舞台で

大逃げで勝負に出たのがパンサラッサであった。

 

パンサラッサが大ケヤキを超えた瞬間、あの日の続きを見ているような気がして、まるで夢のようで、でもきっとそれは長年、競馬ファンが夢見てきた大逃げという思い切った作戦でのG1への挑戦。

 

当時の私はパンサラッサの馬券を買っていなかったが、その走りに、私は思わず応援してしまっていた。

 

結果としてはパンサラッサは2着。

イクイノックスの強烈な末脚に敗れてしまった。

 

しかしパンサラッサのその走りは多くの競馬ファンの心に爪痕を残し、そして今年最も競馬ファンに夢を見させてくれた馬であっただろう。

 

 

 

 

・最後に

 

競馬は確かにギャンブルではある。

 

だが、競馬の裏には筋書きの無いドラマがある。

 

人と馬が織り成すスポーツならではの夢がある。

 

ちょうど、12月25日にはあの有名な有馬記念がある。

 

テレビでも中継が行われるであろう。

 

皆さんも是非1度、競馬の中継でも見てみてはいかがだろうか。

 

最初は名前がカッコイイ馬だとか、見た目が可愛い馬だとか、そういう応援の仕方で全然いいんだ。

 

自分の好きな馬を応援し、気が向いたら100円だけ、ちょっと夢を託す。

 

そんな競馬の健全な楽しみ方でいいではなかろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え……?今年の私の収支?

 

とても言えないよ!!!!

 

具体的な収支?

 

これ以上は乗せられないよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:onodazz501:20221224052525j:image来年はほんとに控えます